アメリカ ニューヨーク市場視察レポート

アメリカ ニューヨーク市場視察レポート

Ⅰ.視察領域

1.アメリカ(特にニューヨーク)の文化、人、好みに関する調査
2.雑貨市場調査
3.ニューヨークギフトショー調査
4.その他

Ⅱ.各領域の視察目的と調査内容、調査方法

1.アメリカ(特にニューヨーク)の文化、人に関する調査

○目的:アメリカ、特にニューヨークの人の文化、人好み等をヒアリングすることで、日本の製品やサービスが活躍できる領域を把握すること
○調査内容と調査方法;
・ニューヨークののライフスタイルに関するヒアリングを実施(ニューヨーク在住デザイナー、問屋、日本人駐在員の方から伺った
・今後日本の商品やサービスが進出できる領域に関する調査

2.雑貨市場調査

○目的:日本の雑貨のアメリカ(特にニューヨーク進出の可能性及び強みとなる分野の把握、商品化の方向性
○調査内容と調査方法:
・アメリカで好まれている雑貨調査
・今後日本の雑貨が進出できる領域に関する調査
・百貨店、雑貨店舗約40店舗を視察

3.ニューヨークギフトショー調査

○目的:世界から集まる展示会に出ている商品を視察し、日本の強みを生かしながら、どのような商品が展開できそうか把握すること。
○調査内容:
・全体の把握
・JETROブースにおける顧客の反応の確認
4.その他

Ⅲ.結果

1.アメリカ(特にニューヨーク)の文化、人、好みに関する調査
  • 乾燥(人々は乾燥との戦い。常にリップ、ハンドクリーム、夜はボディークリーム欠かせない。)
  • 冬は寒い(冬は帽子が必ず必要。多くの人が毛糸の帽子をかぶっている。)雪がふっても帽子でカバー。払えば落ちる。傘はあまりささない。
  • 大雑把
    ニューヨーカーの8割はO型<血液型占いはやらない。>
    雨やガラスコップについた水滴は気にならない。
    乾燥気味なので、あまり結露も出ない。
    ランチョンマットをよく使うので、あまりコースターのニーズ無い。少し位テー  ブルぬれても気にしない。
  • とにかく歩く
    地下鉄等、ほとんどエスカレーター無し。
    皆階段を使う。年寄りは郊外に住む。
    美術館等、とにかく歩きまわる生活をしているように見受けられる。
  • 手先不器用
    ネイルははやっているが、皆不器用なので、自分でできない。
    ネールサロンに通う。北米はデザイン、絵画が大雑把。
  • 古いものを生かす
    建物は古い方賃料が高いものも多い。
2.雑貨市場調査
  • 分り易い商品しか売れない
    使い勝手が良い、印刷がきれい、便利等々、ぱっとみて分らない特徴は受け入れ にくい。(ヨーロッパの方がうんちくが通る。)
  • 良いものにはお金をはらう
    美術館や地下鉄のパフォーマンス等、良いものにはお金を払う。
    エコ商品にはお金を払う。エコ意識高い。
    寄付商品にもお金を払う。買うと自動的に寄付ができる靴等が売れる。
  • シンプルなものが好き
    (冬だったが)服はほとんどの人が黒(結構同じような格好をしている。)
  • パーティー文化→パーティーグッズが売れる
    お祝い事の機会が多い。13歳、21歳等々区切りの誕生日、ベビーシャワー(出産パーティー)→欲しいものを開催側がWebで登録し、招待される人がその中から選んでプレゼントする。等々。
    季節もの(イースター、ハロウィーン、サンクスギビング、クリスマス、バレンタイン、セントパトリックディ等)

・特殊なグッズ好き
髭もの、面白もの(バスタブにつかるティーパック等々、イニシャルもの)

  • 美術館系
    百貨店が日本のように多くないので、雑貨店も小さな店舗が転々としている。
    美術館系は毎日世界中から多くの観光客が集まるので、土産用途としても
    かなりの市場だと感じた。
    メトロポリタン、Momaは雑貨類が多い
    グッゲンハイムは、アートものが多い
  • スマホ系
    かなりブレークしている。家電ショー的な展示会があり、そこではかなり大きなブースで中国系の安いものが展示されている。

iPhoneは街で見ていると盗難にあうほど人気らしい。ただ、iPhone5よりまだiPhone4が売れている。
(あまりお金が無いので、最新でなくて前のバージョンを少し安くなった時点で買う文化。)

3.ニューヨークギフトショー調査

ダイナミックなデザインの雑貨等のブースが多かった。雑貨としては、日本の方が機能性があり種類も多いと感じた

  • アクセントオブデザインのブース

デザイン的に優れた、新規性のある商品が並ぶブース。かなり優れていないとこのブースでの展示は難しいと感じた真ん中から少し右側の、縦軸では真ん中のエリアの縦にブースを構えていた。日本ブースは、4、5社が出ていた。

  • 美術館系に入るようなグッズを専門に扱う企業ブース
    3~4社はそういう企業がある. メトロポリタンやMoMa等に選ばれそうな雑貨が多かった。
4.その他

海苔巻きは人気だった。
但し、具に関しては日本人からすると??だったが。。

Ⅳ.所感

雑貨市場としては、大雑把な商品が多く、日本のような機能性のある緻密な商品はなかった。分かりにくい商品は売れないので、分かりやすく、機能性があり使いやすく、さらにデザインがシンプルなもの。面白さがあるものが受け入れられるのでは?と感じた。パーティー文化なので、装飾系等も良いと感じる。

以上

ジェイコーディ 松本佳世